来年の通常国会について、自民党の二階幹事長は７日、来月１８日に召集する方針を明らかにしました。

自民党・二階幹事長「（今年度）３次補正や来年度の予算案編成を踏まえて、（通常国会は）１月１８日召集ということで進めてまいりたいと思っております」

政府与党は通常国会を来月１８日に召集して、追加の経済対策を盛り込んだ今年度の第３次補正予算案を来月中に成立させる方針です。

自民党内からは通常国会を来月上旬に召集して来月中の衆議院解散を求める声が出ていましたが、１８日召集の方針となったことで来月の解散・総選挙は見送られる見通しとなりました。

衆議院議員の任期が来年１０月に迫る中、菅総理は会見で解散について「コロナ対策と経済再生が最優先だ」としつつ「時間的な制約もよくよく考えたい」と話していて、慎重に解散の時期を探るものとみられます。