松野官房長官「さらなる挑発行動の可能性も」
北朝鮮が発射した新型のICBMについて岸防衛相は「アメリカ全土が射程に含まれることになる。これまでと次元の異なる深刻な脅威だ」と強い危機感を示しました。
岸防衛相「これまでの一連の発射とは次元の異なるわが国、地域および国際社会の 平和と安定に対する深刻な脅威であります」
岸防衛相は24日のミサイルについて、先月27日と今月5日にそれぞれ発射されたものと同じ種類の新型のICBM(=大陸間弾道ミサイル)だという分析を明らかにしました。
通常の軌道で発射された場合、弾頭の重さによっては飛翔距離が1万5000キロメートルを超え「アメリカ全土が射程に含まれることになる」ということです。
一方、松野官房長官は、核弾道ミサイル開発への活動を北朝鮮が継続する姿勢を「依然として崩していない」と分析した上で、「さらなる挑発行動に出る可能性も考えられる」と指摘しました。