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防衛装備品の輸出を可能とする協定に調印

2021年3月30日 22:15
防衛装備品の輸出を可能とする協定に調印

日本とインドネシアの外務防衛閣僚協議「2プラス2」が開かれ、自由で開かれた海洋秩序の重要性で一致するとともに、日本からの防衛装備品の輸出に道を開く協定に調印しました。

茂木外相「国際社会の平和と繁栄を支えてきた前提は当然視出来なくなってきました。基本的価値や原則を共有する同志国の結束が、これまで以上に求められています」

4閣僚は東シナ海、南シナ海の情勢を議論し、海警法を施行した中国を念頭に、「力による一方的な現状変更の試みの維持・強化に深刻な懸念を共有」しました。

またミャンマー情勢について、「民間人の死傷者が増え続けている状況を強く懸念する」との認識で一致しました。

また、防衛協力の面では、日本からインドネシアへの防衛装備品の輸出を可能とする協定に合意・署名しました。日本にとっては10か国目の協定締結で、護衛艦などの輸出をめざし、具体化のための協議を加速します。