“空気に感謝する議会”議員らが議場で深呼吸 空気をまつる「空気神社」がある山形・朝日町で
「天をあおぎ、深呼吸をお願いいたします。それではご一緒に」
2日、山形・朝日町の議会で、議員たちが深呼吸を行いました。木や花が並べられる中、なぜ全員で深呼吸をしていたのでしょうか。
実はこの議会、その名も“空気に感謝する議会”といいます。朝日町では、「自然が作り出す澄んだ空気に感謝しよう」と、日本で唯一という、空気をまつった「空気神社」を建てました。
町では30年ほど前に、国連の世界環境デーである6月5日を「空気の日」に制定し、空気について真剣に話し合ってきました。
山形・朝日町 鈴木浩幸町長
「空気って本当においしいし、体にとっても大切な、ある意味、薬になるのではないか。空気に目を向けてもらって、私たちの住む地球を大切にしていきたい」
この日に合わせ、祭りも開催していました。国内だけでなく、世界へも空気の大切さを伝えていきたいということです。