自民党“炭素税”などの議論を開始
政府の脱炭素化の目標に向けて、自民党は二酸化炭素の排出量に応じて企業などが負担する「カーボンプライシング」の議論を開始しました。
自民党・下村政調会長「この会議では我が国の成長に資するカーボンプライシングを検討することでプレーヤーの行動変容を促しつつ、カーボンニュートラル実現に貢献していきたいというふうに思います」
政府は2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする目標を掲げていて、経済産業省と環境省で炭素の排出量に価格をつけて個人や企業に負担させる「カーボンプライシング」の導入に向けて議論を始めています。
「カーボンプライシング」には二酸化炭素の排出量に応じて税金を課す「炭素税」や企業の間で排出量を売買する「排出量取引制度」などがあります。自民党は年内に提言をとりまとめる方針です。