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「レインボー国会」LGBTのため法整備を

2021年4月27日 22:03
「レインボー国会」LGBTのため法整備を

LGBT(=性的マイノリティー)の人たちのための環境づくりは、進むのか。新たな法整備を目指し国会で開かれたのは、その名も「レインボー国会」。同性愛者であることを暴露=「アウティング」され、2015年に自殺した一橋大学の大学院生の妹が新たな法律の必要性を訴えました。

自殺した大学院生の妹「アウティングは、人格権、プライバシー権を著しく侵害する許されない行為です。兄が他界してから5年で、社会は変わりました。問題意識をもつ人の声が聞こえてくるようになりました。ですが、いまだに性的マイノリティーは差別・偏見の対象であることは肌身で感じています。法曹を志した兄は、この法の下では守られず命を落としました。これは兄に限った話ではありません。性的マイノリティーの25%が、アウティング被害を経験しているという調査結果があります。この25%は誰かの大切な人です。誰かの兄弟で、誰かの子どもで、誰かの友人で、知識、理解不足を理由に失うには尊すぎる命です。一人ひとりの理解を深め、実効性のある法で、命を守るための仕組み作りが必要です。安心して学べる場、安心して働ける場、安心して生きられる社会。兄が生きたかもしれない社会が、私は見てみたいです」

LGBT(=性的マイノリティー)の人たちのため、国会では法整備に向けた与野党の協議が続いています。会議に参加した立憲民主党の枝野代表は「まさに時は今だと思っている。この国会で差別の解消を実現できるように頑張りたい」と法案成立にむけて意欲を示しました。

法案をめぐっては、立憲民主党などが「差別の解消」を柱とするよう主張しているのに対し、自民党は「理解の促進」を柱に、としており与野党で合意に至るかが焦点です。