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野党 緊急事態宣言の延長めぐり菅総理追及

2021年5月10日 15:37
野党 緊急事態宣言の延長めぐり菅総理追及

東京や大阪などへの緊急事態宣言が、今月末まで延長されたことについて野党側は、菅総理大臣の認識をただしています。

立憲民主党の蓮舫代表代行は、緊急事態宣言を延長するにもかかわらず、百貨店などへの休業要請を緩和したのはなぜなのかと追及しました。

立憲民主党・蓮舫代表代行「総理の判断でどうして強い措置が必要と言われているのに、大型店舗等の時短要請まで緩めてしまったんでしょうか。どういう判断でしょうか」

菅総理大臣「これ以上期間を延ばすということは、なかなか厳しいというふうに思いました。それは、そうしたデパートとか、そういうところはコロナ対策をしっかりやっていただいているところであり、そうしたところで、なぜ閉店、休業ということの意見も非常に強くあったということも事実です」

蓮舫代表代行「矛盾してます。(百貨店は)感染対策そうとうやって、クラスターも出てない。じゃあなんでゴールデンウイークも休業要請したんですか」

菅総理大臣「ですからゴールデンウイークというところは人出が多くなる場所でありますので。やはり人流を止めるべきである。そういう専門家の委員もありましたので、思い切ってそこで判断をさせていただいたということです」

菅総理はまた、東京オリンピック・パラリンピックを本当に開催できるのか、と繰り返し問われましたが、「IOCはすでに開催を決定し選手や大会関係者の感染対策をしっかり講じ、安心して参加できるようにする。それとともに国民の生命と健康を守っていく」などと説明しました。