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ワクチン大規模接種 東京と大阪で始まる

2021年5月24日 11:48
ワクチン大規模接種 東京と大阪で始まる

新型コロナワクチンの大規模接種が24日朝、東京と大阪で始まりました。自衛隊と民間の看護師などが協力して運営する前例のない取り組みです。

開設までの準備期間は、極めて限られていましたが、これまでのところ目立ったトラブルもなく、順調に接種が行われています。

東京・大手町の会場には、朝6時半頃から、ネットで予約した高齢者が次々と訪れ、午前8時からは実際の接種が始まりました。24日は東京でおよそ5000人、大阪では2500人が予約していて、東京の会場では、午前中だけでおよそ1500人が接種を受けたとみられます。

接種を受けた人たちは、自治体の予約が取れずに、接種を待ちわびていた方が多く、一様にほっとしたようすでした。

接種した人は――
「外国でも皆さんも、どんどん受けてらっしゃるので、もうちょっと早くてもよかったんじゃないかしらと思うぐらい、待ってました」
「本当に、今日は全部スムーズに戸惑うこともなく、本当にたくさんの係の方がおられるので、戸惑う方はおられないんじゃないのかなと思うぐらい」

大規模接種は8月下旬までの3か月間の予定で、来週からは、能力いっぱいの1日あたり東京1万人、大阪5000人に接種します。政府としては大規模会場をテコに、ワクチンの接種を加速したい考えです。