東京オリンピック・パラリンピックの開催の是非などをめぐり、与野党は、来月上旬にも菅総理大臣と立憲民主党の枝野代表との党首討論の開催に向けて調整することで合意しました。

立憲民主党・安住国対委員長「東京オリンピック、そしてこのワクチン接種、非常に重大な局面に差し掛かっております。党首討論をやることで国民の皆さんに聞いてもらうということは、非常に重要なことだと思っております」

今の国会の会期が来月１６日に迫る中、立憲民主党の安住国対委員長が自民党の森山国対委員長と会談し、東京オリンピックや新型コロナウイルスのワクチン接種をテーマに党首討論を行うことを要請しました。

これに対し森山氏は「２年間開かれていないので、前向きに検討したい」と述べ、党首討論の開催に向けて調整することで合意しました。

来月９日を軸に調整する見通しで、開催されればおよそ２年ぶりとなります。

会談ではまた、新型コロナウイルスワクチンの国会議員への優先接種は見送る認識で一致しました。