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8億ドル追加拠出へ 途上国にワクチン供給

2021年6月3日 3:31
8億ドル追加拠出へ 途上国にワクチン供給

日本と国際機関が共催する「COVAX ワクチンサミット」がオンラインで行われました。菅総理大臣は、途上国向けの新型コロナワクチンを供給するため、8億ドルを追加拠出する考えを表明しました。

菅総理「本日さらなる貢献を行うべく、今後8億ドルを追加拠出し、COVAXファシリティーに対し、合計10億ドルの貢献を行うことを表明いたします」

COVAXファシリティーは、新型コロナワクチンを共同で購入し、途上国などに公平に分配する国際的な枠組みです。

菅総理はすでに拠出している2億ドルに加え、新たに8億ドルを追加拠出する考えを表明しました。

また、菅総理は、各国の拠出により、目標としていた83億ドルを大きく超える資金を確保できたと明らかにしました。

これにより、途上国の人口の3割に当たる18億回分のワクチンが確保されることになります。