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岸田総理が会見「政策断行内閣」で閣僚起用 教団との関係を点検・見直し

2022年8月10日 19:07
 岸田総理が会見「政策断行内閣」で閣僚起用 教団との関係を点検・見直し

岸田総理大臣は第二次改造内閣の発足を受け会見し、「有事に対応する政策断行内閣として、経験と実力を兼ね備えた閣僚を起用した」と強調しました。

岸田総理
「先の参議院選挙において、国民の皆様からいただいた岸田内閣への信任を一刻も早く形にし、皆様の期待に応える、有事の内閣を速やかに整えていくため、内閣改造を断行いたしました。骨格を維持しながら、有事に対応する政策断行内閣として、山積する課題に対し、経験と実力を兼ね備えた閣僚を起用することといたしました」

岸田総理は、防衛力の抜本強化や新しい資本主義の実現を通じた経済再生、さらに、新型コロナ対策などに重点的に取り組む考えを強調しました。

一方で、霊感商法被害などが問題になっているいわゆる統一教会との関係については、「組閣に当たって閣僚に対し、政治家としての責任で統一教会との関係を点検し、厳正に見直すことを了承した者のみを任命した」「宗教団体でも法令から逸脱する行為があれば、厳正に対処する」と述べました。