日米韓外務次官協議 中国対応など連携強化
日米韓3か国による外務次官協議が行われ、海洋進出を強める中国への対応や台湾情勢などについて、3か国が連携を強化していくことで一致しました。
協議には、外務省の森事務次官と、アメリカのシャーマン国務副長官、そして韓国の崔鍾建外務第1次官が出席しました。3か国は南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国の動きや台湾情勢をめぐり、今後、連携を一層強化していくことで一致しました。
外務省・森事務次官
「力を背景とする一方的な現状変更の試みに対しては、国際社会が一致して声を上げて反対していくことが重要であり、我々3か国でも連携して対応していきたい」
さらに協議では、北朝鮮の完全な非核化の実現に向け、3か国で方針をすり合わせたということです。