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政治
2021年9月14日 21:51

高市氏激白、総裁選「出るからには勝つ」

高市氏激白、総裁選「出るからには勝つ」
(c)NNN

自民党総裁選に立候補表明している高市早苗前総務相は14日、日本テレビ「news every.」に出演。前日昼すぎに受けた新型コロナワクチン接種の副反応が出て「かなりキツイ」と言いつつも、「出るからには勝ちに行く!そういう覚悟で臨む」と総裁選への意気込みを語った。

(※発言内容は抜粋。文意を変えない範囲で順序を入れ替える等した)

――2回目のコロナワクチン接種を打ったばかりで、今、副反応が出ていると伺った。

きのうの昼間打って、ちょうど24時間ぐらい経ったあたりから、かなりキツくなってきた。何とか(この生出演を)乗りきります。

――「女性ならでは」の政策で取り組みたいものはあるか?

私どうしてもやりたいのが、私たち女性は、子供の頃から年をかなり重ねていくまで、生涯にわたり女性ホルモンの影響を強く受ける。40~50代女性がかかりやすい病気も実はあるが、そうした教育を受けていない。だから私も40代で、女性がかかりやすい病気にかかったが、近所の病院で「単なる筋肉痛ですよ」って湿布もらっただけで。でも実際は重大な病気だった。だから「女性総合診療科」と(でも)いうのか、ホルモンバランスや、女性がかかりやすい病気など、一生涯みていただける診療科を増やしたい。教育や人材育成も必要だ。

介護でも色々苦労したが、家政士やベビーシッターを(介護で)活用した場合、代金のうち税額を軽減する措置(が必要だ)。家政士は国家資格じゃないので、(国の予算で)支援する体制にならなかった。でも、よく調べたら(家政士やベビーシッターを認定する)団体は各1つしかない。(国家資格にして)応援したい。

自分の(ひとり暮らしだった親の)介護で一番苦労したのがゴミ出し。高齢者や障害者のお宅に戸別回収してくださる市町村が4分の1ぐらいあるが、残り(の市町村)はそういうサービスがなくて、歩けない状態の高齢者や障害者、またその家族にとっても大変。総務相時代に「ゴミ出し特別交付税」を作ったので、是非ご活用をお願いします。

――日本テレビが先週末、自民党員を対象に行った独自調査では、河野さんが25%でトップだったが、高市さんは4番手ながら16%。そこまで差がついていない。2位21%の石破さんが立候補しない場合、“石破票”は誰に向かうか。高市さんがこれを引っ張ってくる見込みは?

石破先生とは、例えば憲法改正とか安全保障に対する考え方は非常に近いと思っている。ただまだ出馬されるかどうかわからないので、軽々なことを申し上げられない。私は私の政策を堂々と訴えてしっかりと頑張っていく。

――党員票が割れ決選投票になった場合、協力するとすれば河野さん?岸田さん?

なんで。まだ4番目ですやん(笑)。決選投票もなにも、これから頑張って、たくさんの党員の皆様に政策をまずお伝えすると。…決選投票?そこまで残れれば結構なことでございますけれども。…でも(※急に表情が引き締まる)、出るからには勝ちに行く、って、それくらいの覚悟で臨んでおります。

――コロナ対策では「ロックダウンを可能にする法整備も検討する」と?

多少誤解があるように思う。エボラ出血熱とか、死に至るまでの期間が非常に短いもの(感染症)が出てきたときの備えとして、国会での法整備はすごい時間かかるので、今から着手しといた方がいい。移動制限とか、罰金を科すのは、今の法律じゃできない。与野党で合同チームを作って、合意したらもう「皆様の命を守るために出せる」ということ(状況)にしておかないと。1年も2年もかけて法整備やってたら、もしエボラが入ってきたらどうすると。

――ではロックダウンはコロナ対策ではないと?

そうです。新型コロナの場合は、現状では(ロックダウンまでは)必要ないと思ってて。ただ、まだわからない。もっと強力な株が出てきて、治療薬もワクチンも効かないとなったら(ロックダウンが必要になるかもしれない)。ニュージーランドの首相なんか、感染者が1人出てもロックダウンをして、非常に高い評価を受けているが、日本とは(経済などの)規模が違うから相当大きな影響が出てくる話なので、ただリスクの最小化を考えておくと。やっぱりエボラとか怖い。亡くなるまでの時間が速い場合は、そういう措置も将来必要かもしれない。

――北朝鮮が新型ミサイルの発射実験。高市さんはきのう「日本も精密誘導ミサイルを持つべき時期だ」という考えを示している。

そう思う。1500キロ、つまりは東京にもばっちりと届く。しかもターゲットを狙って攻撃するものが北朝鮮にある。中国も約2000発、中距離ミサイルを保有。さらに怖いのは「極超音速ミサイル」、これ日本は撃ち落とせない。レーダーに探知されない低空を、不規則軌道で飛んでくる。どこの国から何をやられても「日本はけして反撃もしない」となると、抑止力そのものがなくなる。

――安倍前首相の政治路線を継承する候補だと認識されている。「負の遺産」、例えば、自殺者まで出した森友問題とか、大臣が何人も辞任に至った「政治とカネ」の問題について、どう改善していくのか?

一つ言いたいのは、サナエノミクスはアベノミクスの継承じゃない。第2、第3の矢が全く違う。また森友学園では、お亡くなりになった方が出ている。御遺族にとっては本当に無念なことです。御本人もどんだけ苦しんだことかと思う。総裁選の候補予定者として言えば、この(公文書)改ざんを二度と起こさせない。それからのパワハラを徹底的に根絶するのは、絶対必要だと思う。

――今、副反応もあり大変なところだと思うが、ワクチン接種についてどう考えるか?

やっぱりワクチン接種はこのまま進めながら、治療薬の早期投与に軸足を移していく。それから治療薬をいかに国産化するか。国で十分な量を確保できなきゃいけない。途中で予定量が入って来ず、目詰まりを起こした。抗体カクテルもレムデシビルも海外生産だから、何とか国産にするべく、かなり大きな投資をしたいと思っている。