岸田内閣の閣僚をグラフで分析 男女比は?
岸田内閣の閣僚の顔ぶれをグラフ化して分析。所属派閥や世代別・男女比から見えてくる新内閣の特徴とは?
岸田内閣の全20閣僚を所属派閥別に見ると、主要派閥の細田派、麻生派、竹下派からそれぞれ3人~4人が起用されるなど、派閥間のバランスを取った人事となっています。一方で石破派と石原派からの起用はありませんでした。
また、20閣僚のうち初入閣が13人と半数以上を占めています。いわゆる入閣待機組のベテラン議員と中堅・若手からの抜てき人事の双方を行った結果、初入閣組の割合が高くなりました。
また、岸田氏は「老壮青」のバランスを取った人事を掲げていましたが、内閣の顔ぶれを世代別に見ると、60代が11人と最も多くなっています。一方で40代からは2人が抜てきされています。
女性閣僚の起用は菅内閣より1人増え、野田聖子氏、牧島かれん氏、堀内詔子氏の3人となりました。女性閣僚の起用は第1次小泉内閣と第2次安倍改造内閣での5人が過去最多となっています。