政治や芸術、文化など様々な分野で功績を残した人に送られる秋の叙勲の受章者が発表されました。

旭日小綬章には名脇役として知られる俳優の橋爪功さんが選ばれました。

数々のテレビドラマや映画で幅広い役を演じてきた俳優の橋爪功さんは旭日小綬章の受章に、「どなたに何を言えばいいのか、分かりませんが、妻には感謝しています。また元気をいただきました」とコメントしています。

また、味の素の社長などを務めた伊藤雅俊さんは旭日重光章を受章。伊藤さんはカップスープやマヨネーズ、冷凍食品の開発・販売を指揮し、「うま味」文化を世界に発信しました。

外国人叙勲では、オバマ大統領時代に駐日アメリカ大使をつとめたキャロライン・ケネディさんが旭日大綬章を受章しました。ケネディさんは大使時代を振り返り、「日本の人々から受けた温かい歓迎と友情、美しい国、魅力的な文化、古くからの伝統を快く教えて下さったことは、私の宝です」とのコメントを発表しています。