「安倍派」発足 自民最大派閥会長に安倍氏
自民党の最大派閥・細田派では11日、安倍元総理大臣が新たな会長に就任し、「安倍派」が発足しました。
安倍派会長・安倍元総理「憲法改正はまさに立党以来の党是でもあります。その議論の先頭に皆さん清和会(安倍派)は立とうではありませんか。党内最大の政策集団として皆さんとともにその責任を果たしていく」
細田派は、会長の細田氏が衆議院議長に就任したことを受け、新たな会長に安倍元総理が就任することを決定しました。
一方、衆議院選挙で落選した石原伸晃元幹事長は、石原派の会合で派閥の会長を辞任する考えを表明しました。
石原伸晃氏「石原派は、きょうをもって幕を下ろさせていただきたいと思います」
石原氏は、派閥の今後について「団結して行動するもよし。自分の志をもって進むもよし。一人一人の政治信条にゆだねたい」と述べました。自らが国政復帰を目指すかについては明言しませんでした。
一方、竹下派では茂木幹事長が、次の会長に就任することが内定しました。竹下派の会長は、ことし9月に竹下元総務会長が亡くなって以降空席となっていました。