政治資金収支報告書 パーティー収入3割減
総務省が去年1年分の「政治資金収支報告書」を公表しました。コロナ禍の影響で、パーティー収入が前の年より3割減る一方、国政選挙がなく、支出も2割減りました。
去年1年間の政党や政治団体の収入は、前の年より5.6%少ない1037億円でした。特にコロナ禍により政治資金パーティーによる収入が28%減りました。
一方、支出も国政選挙がなかったため、前の年より21.7%減り、906億円でした。
政党別に収入を見ると、自民党が前の年より4億円少ない241億円で、8年連続のトップ。2番目に多いのは政党交付金を受け取っていない共産党の203億円でした。野党第1党の立憲民主党は去年、国民民主党の一部などと合流し議員の数が増えましたが、収入は、ほぼ変わらず71億円でした。