自民党、野党求める早期の臨時国会召集拒否
野党側が求めている早期の臨時国会召集について、自民党の森山国対委員長は立憲民主党の安住国対委員長に対し、予算の編成作業などを理由に拒否しました。
自民党の森山委員長は立憲の安住委員長に対し「来年度予算の編成が始まっている」などとして、早期の召集には応じない考えを伝えました。一方、来週、衆・参両院の厚生労働委員会でそれぞれ閉会中審査を行うことで合意しました。
立憲民主党・安住国対委員長
「まるで何か、コロナなんてなかったようなことをして、選挙まで突っ走ろうという魂胆は見えたかなと思うと、ちょっと残念だよね。(自民党は)統治能力を失ってますよ」
また、森山委員長は、新しい総理大臣の指名選挙を行う臨時国会について、来週17日の自民党総裁選挙の告示後に召集日を決めたいとの考えを示しました。ある自民党幹部は、「来月4日召集を軸に調整する」と話しています。