“核拡散防止”会議に林外相ら派遣の方針
政府は来月1月に米ニューヨークで開かれるNPT=核拡散防止条約再検討会議に林外相と寺田稔首相補佐官を派遣する方向で調整していることがわかりました。
核軍縮について話し合うNPT再検討会議は5年に一度行われ、今回は来年1月4日から開かれます。前回の会議には当時外相だった岸田首相が出席しました。
岸田首相は今回、林外相とともに広島出身の寺田首相補佐官を派遣することで、唯一の戦争被爆国として核廃絶への決意を示す狙いがあるとみられます。
寺田氏は今月3日、国家安全保障に関する政策や核軍縮・不拡散を担当する首相補佐官に任命されました。