3回目の“接種間隔”6か月に前倒しへ
岸田首相は、まもなく新型コロナワクチンの3回目接種をめぐり2回目からの接種間隔を原則8か月から6か月に前倒しする対象などについて発表します。
岸田首相は接種の前倒しの対象や新型コロナの飲み薬などについて自ら国民に説明することにしています。
岸田首相「前倒しのやり方、方式、具体的なこの進め方。これについて、政府としてまず早急に確定し、具体的に説明しなければならないと思います。交互接種の安全性、こういった安全性についても、国民の皆さんにしっかり説明をしていかなければならない」
新型コロナワクチンの3回目接種はこれまで、2回目からの間隔を原則8か月としていましたが、複数の政府関係者によりますと、政府は、医療従事者や基礎疾患のある高齢者、高齢者施設の入居者と職員を対象に、6か月に前倒しする方向で最終調整しているということです。
また、来年2月以降、基礎疾患がない高齢者は、間隔を7か月とする方向で検討が進められています。
岸田首相は17日朝、アメリカ・ファイザー社のブーラCEOに、ワクチンの供給前倒しや、同社が開発している新型コロナの飲み薬の確保についても協力を要請しました。