「払わなくていいと言われた」 “セクハラ辞職”前町長 調査費“支払わない”意向 岐阜・岐南町
複数の職員への“99のセクハラ行為”などが第三者委員会に認定され、辞職した岐阜県・岐南町の前町長が、第三者委員会の調査費用を“一切支払わない”意向であることがわかりました。
4日午後2時ごろ、辞職した岐阜県・岐南町の小島英雄前町長が、取材に応じました。
岐南町 小島英雄 前町長
「現役続行しておれば、当然払わなければいけないと思っていました」
「払わなければいけない」と話したのは、自身のセクハラ行為の調査にかかった費用です。
調査費用は、1240万円あまり。当初の予定では約740万円でしたが、そこから500万円ほど増額。町議会で可決されていました。
小島前町長は当初、“受け取った退職金から、一部を町側に支払う”としていましたが──
岐南町 小島英雄 前町長
「まぁ、払わないということで」
一転して、「全額支払わない」意向を示したのです。
岐南町 小島英雄 前町長
「やめた後に、いろんな弁護士から…東京・大阪の弁護士から電話かかってきて、『払わなくていいですよ』と言われた」
「自分の弁護士に聞いたら、『もちろんそうです』と、はっきり言ってくれたので。『なんで、あなたが払うんですか』ということで。やめたら、もう払わなくていいですって」
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今後の小島前町長の対応が注目されます。