政府が現在、原則禁止している観光目的での外国人の入国について、来月から再開する方向で調整に入ったことがわかりました。

複数の政府関係者によりますと、新型コロナウイルスの水際対策で、原則禁止している外国人観光客の入国について政府は、ワクチン3回目接種などを条件に、少人数のツアーに限り、来月にも入国を再開させる方向で調整に入りました。

今月から試験的なツアーをはじめ、今後、感染状況を見極めながら、段階的に拡大していく方向で検討しているということです。

岸田首相は5日、イギリス・ロンドンで講演をした際に、「6月には他のG7諸国並みに円滑な入国が可能となるよう、水際対策をさらに緩和する」と表明していました。