“派閥解消”は? 政権幹部も…「自民党もたない」と危機感 「しゃべるしかない」と政治刷新本部に参加した議員…“清和研は解散すべき”
「派閥解消」が議論の焦点の1つとなっている、自民党の「政治刷新本部」。2回目の16日は、すべての議員が参加できる形で開かれました。裏金問題をめぐって、「派閥に指示された」ことや口外しないよう“かん口令”が敷かれたことを暴露した、自民党・安倍派の宮沢博行・前防衛副大臣も参加しました。
約150人が会合に参加しましたが、今回も報道陣には非公開で行われました。会合では、賛成・反対の意見が拮抗したといいます。派閥の役割を訴える声があがった一方で…「しゃべるしかない」と会合にのぞんだ宮沢議員は「清和政策研究会(安倍派)は解散すべきである」との意見を述べたことを明かしました。
これまで“派閥の解消”に慎重だった政権幹部にも、「世論の批判が強く、派閥を解消しないと、自民党自体がもたない」と、“危機感”が広がり始めています。自民党の刷新本部は通常国会が召集される今月26日までに、議論の中間とりまとめを行う方針で、17日は、有識者からのヒアリングを行う予定です。
※詳しくは動画をご覧ください(1月16日放送『news zero』より)