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自民党「政治刷新本部」“派閥解消”論も高まる

2024年1月16日 13:58
自民党「政治刷新本部」“派閥解消”論も高まる
自民党は先ほどから全ての国会議員が参加できる形で「政治刷新本部」を開き、政治資金や派閥のあり方について議論しています。中継です。

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派閥については、政権幹部からも「解消まで踏み切らざるを得ない」との声が上がり始めました。派閥の解消まで踏み込むかが焦点となっています。

岸田首相「政治資金の透明性についてどう考えるのか、また派閥のあり方についてどう考えるのか、こうした幅広いこの議論を行い、今月中には中間取りまとめを行いたいと思っています」

「派閥のあり方」をめぐって日本テレビの取材である変化がみられました。

これまで派閥の解消には慎重な姿勢だった、ある政権幹部が「派閥の解消まで踏み切らざるを得ない」、「世論の批判が強く派閥を解消しないと自民党自体がもたない」と危機感をあらわにしたのです。

かねて派閥解消を主張する菅前首相だけでなく無派閥や若手の議員からも「派閥解消」を求める声が高まっています。

一方、麻生副総裁、森山総務会長らは慎重な姿勢で、ある派閥に所属する中堅議員は「派閥の解消は論点がずれていて政治とカネに関するルール作りこそ必要だ」と語っています。

派閥の解消まで踏み込めるのかどうか、岸田首相の調整と決断が問われることになりそうです。