教育分野 デジタル化で改善は 河野デジタル行財政改革相が有識者らと“現場の課題”対話
内閣改造で新たに「デジタル行財政改革」も担当することになった河野大臣。3日は岸田首相も参加して、有識者らと教育分野の課題をデジタル化でどう改善するか、議論しました。
デジタル行財政改革とはデジタル化によって行政の人手不足などの問題の解決を目指すものです。
河野大臣は3日、「教育」をテーマに有識者らと現場の課題について話し合う「課題発掘対話」を開き、岸田首相も参加しました。
千葉大学教育学部・貞広斎子教授「全体的に環境のデジタル化が進んでおらず、教員が専門性の本丸である授業で勝負できない状況になってしまっている」
岸田首相「やはりきめ細かく、テーマごとに、また現場の皆さんの声を聞く、このことの大切さを改めて感じさせていただきました」
岸田首相は、来週11日にデジタル行財政改革会議を開催することを明らかにした上で「議論を本格化していく」と強調しました。