野党、山際経済再生相の“更迭”求める 岸田首相は重ねて否定…今後、教団と関係をもった場合は「閣僚を辞めてもらう」
国会で野党側は岸田首相に対し、いわゆる統一教会との接点が相次いで明らかになっている山際経済再生担当相を更迭するよう求めました。岸田首相は更迭については重ねて否定する一方、今後、教団と関係をもった場合は「閣僚を辞めてもらう」と述べました。
立憲民主党・杉尾議員「(内閣改造で)統一教会との関係が明るみに出た人、何人もかわってるじゃないですか。何で山際さんだけかえないのか、おかしい。今でも遅くないです、山際さんをクビにしてください」
岸田首相「未来に向けて関係を完全に絶つ、これを前提として任命を行ったわけであります。この任命からあとの時点で当該団体との関係が明らかになった場合は、閣僚は辞めていただく」
山際経済再生担当相がネパールやナイジェリアで関連団体の会合に出席した記憶がないと答弁していることについて、自民党幹部が「海外まで行っておいて覚えていないなんてあり得ない」、別の自民党幹部も「あの答弁でこの先もつのか」と話すなど、与党内からも批判が出ています。政府高官も「資料がないと言っている以上、仕方がない。アドバイスのしようがない」とこぼしていますが、岸田首相は続投させる方針です、