「野党がだらしない」発言 自民・石井委員長が撤回、謝罪
自民党の石井参議院・議院運営委員長が、国会での質疑について「野党がだらしない」などと発言した問題で、石井氏が自らの発言を撤回し謝罪しました。
自民党・石井参院議運委員長「昨日の私の発言は撤回をさせていただき、おわびを申し上げる次第でございます。誠に申し訳なく、心から反省をしておる次第でございます」
石井氏は17日夜、岸田総理大臣らと会食した際、衆議院・予算委員会での質疑について、「野党がだらしない」という話になったと述べていました。
石井氏は急きょ会見を開き、「質疑者や各党の皆様方を冒とくするような発言だとの指摘もあり、しっかりと受け止める」として発言を撤回し、謝罪しました。
一方、この問題で立憲民主党や日本維新の会など野党4党の衆参の国対委員長が会談し、石井氏に国会での説明や謝罪を求めることで一致しました。
立憲民主党・安住国対委員長「衆議院の予算質疑のやってる最中に、あたかもこれを愚弄(ぐろう)するような発言は断じて容認できるものではない」
安住委員長は、石井氏が国会で説明をしない場合、「国会日程に深刻な影響を与える」と指摘しました。