外務省、中国への渡航者に注意喚起 処理水放出めぐり“嫌がらせ行為”多発
外務省は27日、ALPS処理水の放出開始後に日本関係の機関などに対して抗議や嫌がらせの行為、電話が多数発生しているとして中国への渡航を予定している人や滞在中の人に注意を呼びかけています。
外務省は、中国への滞在、渡航を予定している人や滞在している人向けに、特に3つのことに留意するよう呼びかけています。
▽外出する際には、不必要に日本語を大きな声で話さないなど、慎重な言動を心がける。
▽日本の大使館や総領事館、日本人学校を訪問する必要がある場合は、周囲の様子に細心の注意を払う。
▽万が一抗議活動等の場に遭遇した場合には決して近づかないようにし、その様子をスマートフォン等で撮影する等の行為も行わない。
外務省はまた、海外安全ホームページのほか、中国にある日本の大使館や総領事館のホームページなどから、出来る限り最新情報の収集に努めるよう、呼びかけています。