森元首相「こんなにウクライナに力を入れていいのか」 政府の対応に疑問
森元首相は都内で開かれた会合で、「こんなにウクライナに力を入れていいのか。ロシアが負けることはまず考えられない」などと述べ、政府の対応に疑問を呈しました。
森元首相はインドとの交流促進に取り組む日印協会の会合に出席し、ウクライナ情勢をめぐって日本政府の対応に疑問を呈しました。
森元首相「(日露関係を)せっかく積み立てて、ここまできてるのに、こんなにウクライナに力を入れちゃっていいのかなと。ロシアが負けるってことは、まず考えられない」
また、森氏は「ロシアが負けるような事態になれば、もっと大変なことが起きる。そういう時に日本が大事な役割をしなければならない」と強調しました。
森氏は、首相在任中からプーチン大統領と良好な関係を築いていて、北方領土問題の解決と、ロシアとの平和条約の締結に尽力しています。