NHK都庁担当の男性記者が3年前に死亡…労災認定 月平均92時間残業
NHKで都庁を担当していた男性記者の過労死が認められました。
NHKが緊急会見を開き、40代で管理職だった男性記者が3年前に死亡し、労働基準監督署から労災認定を受けたことを明らかにしました。
人事担当の理事ら幹部は会見で、遺族らに対しおわびをするとともに再発防止に取り組む姿勢を示しました。
男性記者は、9年前に過労死した佐戸未和さんと同じ都庁担当の記者で、亡くなる前の5か月間は月平均で92時間の残業をしていました。
男性の妻は「夫を守ることができず、自責の念に堪えない。NHKは職員の命を危険にさらしてきた組織風土から見直してほしい」などとコメントしています。