先月初旬に大規模な通信障害を起こしたKDDIに対し金子総務大臣が直接、行政指導文書を手渡しました。

金子大臣はKDDIの高橋社長に対し再発防止の徹底とともに、障害発生時に利用者に対し障害の状況や復旧の見通しなどの広報を改善するよう、強く求めました。

また今回の障害で得た教訓をNTTドコモなど他の携帯会社とも共有することも求めました。

KDDI・高橋社長「障害ということなのでなかなか（発生）ゼロっていうのは難しいのかもしれませんけれども、限りなくゼロに近づけていけるように、我々の方としては社内もしっかり引き締めていきたい」

KDDIは今後、11月10日までに再発防止策などをまとめ総務省に報告することになっています。