フィリピンを訪問中の中谷防衛大臣は24日、テオドロ国防大臣と会談し、自衛隊とフィリピン軍の連携強化のためのハイレベル対話の枠組みを新たに設けることで一致しました。

フィリピン周辺の南シナ海などでは、中国が軍事活動を活発化させています。

これらも踏まえ両大臣は、インド太平洋地域の平和と安定の維持のために、日本とフィリピンが防衛面での協力推進をさらなる高みに引き上げる必要があることで一致しました。

その上で、自衛隊とフィリピン軍の運用面での連携強化のため、共同訓練の実施など含めた具体的な議論を行う、ハイレベルでの対話の枠組みを立ち上げることとしました。

また、防衛装備技術協力の推進のため、ハイレベルでの対話の枠組みを立ち上げることも合意しました。