“ロシアの軍事行動支える”ベラルーシへの制裁、早急に結論を 岸田首相
岸田首相は、ロシアの軍事侵攻を支えているとしてベラルーシへの制裁を検討していて早急に結論を出す考えを示しました。
岸田首相「ベラルーシについては今回のロシアの軍事行動を支えており、日本としても同国を強く非難いたします。制裁についても今検討を行っているところですが、早急に結論を出したいと思います」
林外務大臣はベラルーシへの制裁について「政府高官を含む個人に対する措置等の検討を進めている」と明らかにしました。
また、ウクライナに残る日本人について26日時点で約120人で、現時点までに被害情報はないと述べました。
一方、政府はロシアとヨーロッパ諸国との間の航空便が運航停止となる動きが広がっていることを受け、ロシアに滞在する日本人などに運航状況に注意するようメールを送るなど注意喚起を行っています。
また、松野官房長官はウクライナからの難民申請や帰国に不安を抱く在留期限が切れた日本在住のウクライナ人について「難民条約上の難民と認められない者でも人道上の配慮が必要と認められる者は在留を認めることになる」と述べました。