13都県「まん延防止」“延長”と高知追加を正式決定へ
政府は10日夜、東京など13都県へのまん延防止等重点措置の期限延長と、あらたに高知県にも適用する事を正式に決定します。
国会への報告で山際大臣は、期限延長の理由について「今後、重症者が増加する可能性があり、医療提供体制への負荷を軽減する必要がある」と説明しました。
山際経済再生担当大臣「13都県における感染拡大の速度は鈍化が見られるものの、依然として多くの感染者が確認されております。今後、重症者数が増加する可能性もあり、引き続き医療提供体制への負荷軽減に努める必要があります」
一方、野党側は、「緊急事態宣言の適用を検討せざるをえない状況ではないか」とただしました。
これに対し山際大臣は、「医療提供体制のひっ迫の度合いを考えると、今のところ現実に検討しなくてはいけないという状況にはない」と答えました。
政府は10日夜、対策本部を開き、13都県への重点措置の期限を来月6日まで延長する事や、あらたに高知にも重点措置を適用する事を正式に決定します。