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立憲など野党 「宗教2世」らからヒアリング 調査団体アンケートに7割以上「親や教団から安全に離れられる制度の整備」希望

2022年11月7日 20:03
立憲など野党 「宗教2世」らからヒアリング 調査団体アンケートに7割以上「親や教団から安全に離れられる制度の整備」希望

立憲民主党などの野党が、様々な宗教の信者を親に持つ、いわゆる「宗教2世」らからヒアリングを行いました。

ヒアリングには「宗教2世」を対象にアンケートを行った団体の代表らが参加しました。アンケートでは回答者の7割以上が「親や教団から安全に離れられる制度の整備」を希望していたということで、調査を行った団体の代表は法の整備を求めました。

『チキラボ』荻上チキ代表理事「子供が信者集団から避難する、そうしたことを可能にするための制度というのが必要になる」

また、信者である親から暴力を受けたという女性は、「親から信仰を強制された」「警察に相談しても保護されなかった」などと自らの体験を語りました。

厚生労働省は、児童相談所に相談があった際の留意点などを年内に公表するとしていて、野党は当事者の声が反映されるよう働きかけていく考えです。