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公明・山口代表“政治資金事件”めぐり岸田首相に再発防止求める

2024年2月2日 11:45
公明・山口代表“政治資金事件”めぐり岸田首相に再発防止求める
国会です。参議院の代表質問で、公明党の山口代表は自民党の派閥の政治資金をめぐる事件について、岸田首相に再発防止を求めました。中継です。

山口代表は、再発防止のためには政治資金規正法の改正が必要だと求めましたが、岸田首相は「党として考え方をまとめる」と述べただけでした。

公明党・山口代表「(自民党の)政治資金パーティーをめぐる問題は、国民の生活感覚から大きくかけ離れており、断じて許されるものではありません。政治資金規正法を改正して再発防止を徹底することが、圧倒的な国民の声に応える道ではないでしょうか」

岸田首相「政治資金規正法等につきましても、今国会でしっかりと議論ができるよう、党として考え方を取りまとめてまいります。私が先頭に立って、国民の信頼回復に向けて取り組んでまいります」

公明党は連座制の導入などを求める政治改革案をまとめています。これを念頭に山口代表は法改正に向け、断固たる決意を示すよう迫りましたが、岸田首相は「各党と真摯な協議を行っていく」と説明しただけでした。

一方、自民党は2日午後から、森山総務会長や渡海政調会長らが収支報告書に不記載のあった安倍派と二階派の議員など80人以上に対して、キックバックの金額や使い道について、聞き取り調査を行うことにしています。調査には弁護士も参加して来週中までをめどに行い、報告書をまとめることにしています。