田川市議長に陳謝を求める「懲罰動議」を可決 議長は拒否 別の議員が再び提出する事態に 福岡
懲罰動議の可決は26年ぶり
特定の会派などに侮辱的な発言をしたとされる田川市議会の議長が、求められている議場での陳謝を拒否しました。
この問題は去年12月、田川市議会の陸田孝則議長が特定の所属会派や市議に対して「非常識会派」「議員としての資質に欠けている」などと侮辱的な発言をしたものです。
この発言を受けて、陸田議長に対する懲罰動議が提出され、22日の議会で懲罰の一つである「議場での陳謝」が賛成多数で可決されました。
田川市議会で懲罰動議が可決されたのは26年ぶりです。
しかし、陸田議長は「田川市の民主主義の発展の妨げになる」などと主張して陳謝を拒否しました。
この対応に反発した別の議員が再び、陸田議長に対する懲罰動議を提出する事態となりました。
田川市議会は今後、懲罰特別委員会を開き「戒告」の処分を科すか検討します。