立憲民主党の新代表に野田元首相 福岡選出の議員は「安定感に期待」 街の反応は
野党第1党の立憲民主党は23日、代表選の投開票を迎え、野田元総理大臣が新しい代表に選出されました。地元、福岡選出の国会議員は、野田新代表の安定感に期待すると口をそろえました。
23日に投開票が行われた立憲民主党の代表選では、4人が立候補した中で決選投票の末、午後3時40分ごろ野田元総理大臣が新代表に選出されました。
■立憲・野田佳彦 新代表
「挙党体制で政権を取りにいきましょう。」
この結果に、福岡での反応は。
■街の人
「野田さんならまだ、衆院選があってもこの人なら安心して任せられるかなという安心感がある。」
「前回政権を取ったときにあまりにひどかったので、あれが全部印象に残ってしまっていて、信用できなくなってしまったんですよね、野党が。」
「人材がいないので野田さんが妥当かなと思います。“反対のための反対”をしないで、きちっと日本を良くするために頑張ってほしいと思います。」
東京で新しい代表の誕生を見守った福岡選出の国会議員が先ほど取材に応じました。
■立憲 福岡5区・堤かなめ 衆院議員
「野田代表は一番、政治改革をすさまじい覚悟を持って進めようという決意を感じました。今回は刷新感より安定感・実行力だと思います。」
■立憲 福岡10区・城井崇 衆院議員
「本気の政権交代に向けて、経験ある安定したリーダーを求めた結果だと思います。選ばれる(自民党)新総裁によっては、早期の解散・総選挙も目されています。十分に警戒すべきことだと思っています。」
その自民党の総裁選は27日に投開票を迎え、事実上、次の総理大臣が決まります。