真珠湾に被爆者を派遣など 予算案を2月の広島市議会に提案へ
広島市は、被爆80年に向けた事業の費用などを盛り込んだ当初予算案を2月の市議会に提案する方針です。
広島市は、平和公園と姉妹公園協定を結んだハワイのパールハーバー国立記念公園との交流事業を計画しています。関係者によると、2024年夏に、学生や被爆者を現地に派遣し、公園を視察する費用など約925万円を2024年度の当初予算に盛り込む方針です。
さらに、原爆資料館の混雑緩和のため、ウェブ予約システムや、券売機などを導入する費用に、約7871万円を、AI=人工知能やVR=仮想現実を活用し、被爆体験を継承するための事業に約158万円を計上し、2月の広島市議会に提案する見込みです。
【2024年1月30日】