「ワクワク、ドキドキする県政を」熊本県の新リーダーに木村敬氏 当選から一夜
熊本県知事選は、即日開票の結果、自民党と公明党が推薦した元副知事の木村敬氏が38万3010票を獲得し、初当選しました。
24日午後8時過ぎ、熊本市中央区のホテルでは、木村氏が壇上に上がり、勝利を喜びました。木村氏は東京都出身の49歳。今の総務省に入ったあと、鳥取県や熊本県などに出向し、今年1月までの3年あまり、熊本県の副知事を務めました。
また、蒲島知事が会場を訪れ、東京大学法学部教授時代の教え子の勝利を祝い、エールを送りました。
■蒲島郁夫知事
「あなたが言うように、これまでの良い流れにプラスして、あなたしかできないことを50年後、100年後のためにやる。それがあなたに課された責任であります。頑張れ!」
投票率は49.63%、前回を4.60ポイント上回りました。
当選から一夜明けた25日朝。木村氏の姿は熊本市中央区の交差点にありました。
■木村敬氏
「木村敬です。おはようございます。どうもありがとうございます」
行き交う車や通行人に手を振ったり、何度も頭を下げたりしながら挨拶しました。
■木村敬氏
「県庁にしても県政にしても、それは県民の方がつくるものだと思っています。県民の皆さんが、これからの熊本県にワクワク、ドキドキするような、そういう県庁、県政を目指していきたい」