【賭けゴルフ疑惑】市民団体が自民熊本県連に事実解明を要請
週刊誌で熊本県議会議員らの賭けゴルフの疑惑が報じられたことを受け、市民グループが4日、議員の辞職や調査による解明を求めました。
自民党県連に要請を行ったのは、県内15の労働組合や市民団体でつくる「いのちとくらし・平和を守る熊本ネットワーク」です。この問題は、2月に発売された週刊誌が、増永慎一郎県議の不倫問題や自民党の複数の県議などとの賭けゴルフの疑惑を報じたものです。
増永県議は賭けゴルフの疑惑を否定しましたが、報道を受けて「迷惑をかけた責任を取りたい」と、自民党を離党しました。
要請では、増永県議について、自民党県連として離党で済ませるのではなく、議員辞職を求めるべきとしたほか、賭けゴルフ疑惑については第3者による調査で事実を解明し公表することなどを求めました。自民党県連の前川收会長は、これまでの取材に対し、賭けゴルフの疑惑を否定しています。
要請を受け取った自民党県連の森田学事務局長は、「要請の内容は県連役員などに報告する」と述べました。