井川成正元市長の長女・明美氏が立候補を表明 山口・下松市長選は20年ぶりの選挙戦へ
4月に行われる下松市長選挙に無所属で新人の井川明美さんが立候補することを22日、表明しました。
(井川明美氏)
「多くの市民のみなさまから背中を押され立候補することを決めました」
井川明美さんは下松市出身の67歳。
下松工業高校から短期大学に進学し、卒業後は保険代理店を開業、現在は市内の輸送用機器製造会社の会長も務めています。
2016年まで4期16年下松市長を務めた井川成正さんの長女で、選挙に出馬するのは今回が初めてとなります。
下松市長選挙は2008年以降4回連続で無投票となっています。
現職の国井益雄市長は3期目を目指し出馬することをすでに表明していて、20年ぶりの選挙戦となる見通しとなりました。
(井川明美氏)
「市民の声が本当に届くというのは、選挙をするというのが、とても大事なことで、選挙がない町、下松というのが浸透すれば、とてもまずいのではないか。市民の皆様に色々な政策を言ってそれを市民の皆様がどう評価するかというところが大事なのではないでしょうか」
井川さんは「下松市に暮らしてよかったと思えるようなまちを市民と一緒に作りたい」と話し「地元企業への支援など特に経済面に力を入れていきたい」としています。
任期満了に伴う下松市長選挙は4月7日告示、14日投開票の日程で行われます。