衆議院選挙鳥取2区 今回は野党共闘は成立せず三つどもえの構図になる見通しに
鳥取2区は、
自民党で前職・赤沢亮正氏(63)
立憲民主党の前職・湯原俊二氏(61)
共産党の新人・福住英行氏(48)
の3人が立候補を表明しています。
前回の衆院選は、共産党が立憲民主党の湯原氏の支援にまわりましたが今回は野党共闘は成立せず、三つどもえの構図になる見通しです。
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2005年の初当選から、6期連続で議席を守ってきた赤沢亮正氏。石破内閣では、経済再生担当大臣を務め、賃上げなど国民の生活に直結する取り組みを訴えていきます。
赤沢亮正氏
「石破総理の思いと私の思いを合わせて、必ず日本の国を発展をさせ経済も再生させると、またいろいろ県民のみなさま、国民のみなさまの幸福度も増していく」
前回の衆院選は、小選挙区では赤沢氏に敗れたものの、比例中国ブロックで復活当選した湯原俊二氏。当選後も、辻立ちや街頭演説を欠かすことなく行っていて、有権者に直接自身の考えを訴えてきました。
湯原俊二氏
「地方で自民党が強いところをひっくり返してはじめて政権交代で国づくり、政治を変えられるっていうとこなんで。自分自身がっていうよりもやっぱり政権交代しないといけない、政治を変えるためには政権交代。政権交代のためには自民党が強いところをひっくり返さないといけない」
前回、候補者を擁立しなかった共産党からは、鳥取県委員会の党県常任委員を務める福住英行氏が立候補を予定。企業団体献金や政治資金パーティー禁止などクリーンな政治を訴えていきます。
福住英行氏
「日本共産党の躍進を勝ち取るとそのことがこれまでの自民党政治の中身を変えていくと、おおもとから政治を変えていく、その確かな力になるんだということで、頑張りたいと思っております」
衆議院が解散し、激しさを増す選挙戦。各陣営が、議席の獲得に向けて有権者へ訴えを続けていきます。