参議院予算委員会が始まり、立憲民主党の田名部匡代参議院議員が最初に質問に立ちました。
大雪被害に対し石破総理は「政府として可能な限りの対応をする」と答えました。

★立憲民主党　田名部匡代参議院議員
「地元青森県では3月3日時点で人的被害が死者9名を含む173名住宅等の被害も多数でているほか、除雪費用は過去10年平均の2倍かかると見込まれています」
「まずは1にも2にも財政支援この声が多いと思います　しっかりと地元負担が増大しないように政府としても支援をしていただきたい」

大雪被害への支援に対し石破総理は…

★石破首相
「（大雪が）どれほどの地元の負担になるか高齢者の方々のご負担になるかよく配意をしながら、政府として可能な限りの対応をして参ります」

一方、発生から1週間が経った大船渡市の火災の激甚災害指定を巡る質問に石破総理は「視野には入っている」とし、「被災者に安心して頂き自治体の金銭負担も少なくて済むような迅速かつ適切な対応を心がけたい」と強調しました。
また高額療養費制度の全面凍結を訴えたのに対し石破総理は…

★石破総理
「保険者の負担というものを考えたときにこの制度の持続可能性の維持というものと患者の皆さんがたの思いというものをいかに両立させるかということで、行っておるものでございます」

石破総理は患者団体が行ったアンケート結果について直接、受け取る考えを示しました。
制度の凍結については改めて否定しました。