参議院の代表質問です。県選出の立憲民主党田名部匡代参議院幹事長は、裏金問題を巡り石破総理に公認の基準を明確に説明するよう厳しく追及しました。

国会は参議院で代表質問が行われ、県選出の立憲民主党田名部匡代参議院幹事長が最初に演壇に立ちました。

★立憲民主党　田名部匡代 参議院幹事長
「議員の聴取もせずそのまま公認されるのですか　まさか当選の可能性の『ある』『なし』で判断されることはないと思いますけれども説明責任が果たされているかどうかと言いますけれどもそれは誰が何をもって判断するんでしょうか」

石破総理は…

★石破首相
「各選挙区の事情　当選の可能性などを踏まえ適切に判断していくことになりますが最終的な公認権者は総裁である私であり　不記載があった議員につきましては引き続き適切な方法で地元の理解が得られているかなど判断いたしてまいります」

田名部参議院幹事長は衆議院の解散についても、能登半島地震の対応を最優先にしていないと厳しく批判しました。

★田名部匡代 参議院幹事長
「政治家をめざした原点に立ち返れば　命と暮らしを守ることを最優先に復旧のめどをつけてから解散し信を問う判断があっても良かったのではないでしょうか」

★石破首相
「できる限り早期に国民の皆様方のご判断を頂くことが重要だと考えております　引き続きかんげきを生じさせることなく復旧復興に政府を挙げて取り組んでまいります」

政策活動費について廃止する考えを問われた石破総理は「将来的な廃止も念頭に透明性の確保に取り組む」と述べました。