来年夏に予定されている参院選。候補者擁立が難航している自民党県連は、きょう来年度の幹事長人事を内定しました。

県連は候補者選びを急ぐ考えです。

自民党県連はきょう常任総務会を開き、選挙対策など実務のトップとなる幹事長に来年度、鈴木俊広氏(四国中央市選出)を充てることを内定しました。

また、県議会の来年度の議長選に、現在幹事長を務める三宅浩正氏(松山市・上浮穴郡)を擁立することを決めたということです。

取材に応じた三宅浩正幹事長は、「（政治とカネの問題で）本当に信用を失墜した現状で、これは我々も地方だから関係ないとかではなく、真正面から受け止めて乗り越えないといけない」として、信頼回復に努めるとしました。

参院選の候補者擁立が難航していることについて鈴木次期幹事長は、「できるならば早く決めたいですが、これは私１人で決めることではありませんから、皆様のご意見・ご希望を聞きながら早急に決めたい」として、候補者選びを急ぐ考えを示しました。

なお、来年夏の参院選には現職の永江孝子氏の出馬が見込まれています。