【新内閣への期待】鈴木知事が石破新内閣に求めるのは「デフレ脱却」の経済対策…地方創生の推進を(静岡)
静岡・鈴木知事は8日の定例会見で、石破新内閣に求めるのは「デフレ脱却」への経済対策だと話し、地方創生の推進に期待を込めました。
8日 午後に開かれた知事定例会見。石破内閣に求めたいことを質問された知事は…。
(鈴木 知事)
「政策通であり、また地方行政に寄り添ったいろいろな取り組みをしていただけるのではないかと。期待をしていますし、デフレ脱却に向けて最優先の経済財政運営を行うという発言もいただいているので、一番重要な経済対策について、スピード感もって進めてほしい」
発足して1週間が過ぎた石破内閣。所信表明では、地方創生に関して具体的な政策に踏み込みました。
(石破 首相)
「国各地の取り組みを一層強力に支援するため、地方創生の交付金を当初予算ベースで倍増することを目指す」
この発言に関して、知事の受け止めは…。
(鈴木 知事)
「地方創生につきましては、基本的にはわれわれが一生懸命にやっていかないといけないが、国として支援を交付金というかたちで増やしていただけるのはありがたいこと。われわれも知恵を絞って活用していきたい」
また、リニアに関して、石破総理が早期開業を目指すと表明したことについては…。
(鈴木 知事)
「前政権を踏襲していくと、早期の開業を目指すと言っているし、沿線だけではなく他の地域にも経済効果が発揮できるように進めていくと発言しているので、われわれとしては期待をしていきたい」
その後は衆院選の話題に。知事の争点についての考えは…。
(鈴木 知事)
「今、日本にとって一番重要なデフレからの脱却を目指して国がいろいろな経済対策を進めているので、この経済をこれからしっかりと成長軌道にのせるということが、私は大きな争点の一つだと思う」
また、「政治とカネ」の問題については…。
(鈴木 知事)
「政治とカネの問題は大きな争点と言われているが、私から見ればこれからの日本のありよう、行く末が大事だと考えている」
一方で、選挙応援に関しては、県内選挙区には「いろいろな影響が出る」として、関わらないと話しました。
(鈴木 知事)
「県外は私が懇意にしている議員のところに応援に行くが、県内については関わらないという方針でいきたいと思っている」