石破首相が信州に・・・商品券配布問題で釈明 揺れる政権【長野】
自民党の新人議員に10万円相当の商品券を配っていた問題で政権を揺るがしている石破首相。15日には長野県内を訪れ、地方創生の取り組みを視察しました。
15日に長野県伊那市を訪れた石破首相。買い物支援のためのドローンやオンラインで診療ができる車両などデジタルを活用した地方創生の取り組みを視察しました。
その後、産学官連携拠点施設「inadani sees」で行われた新しい地方経済・生活環境創生会議に出席。「日常生活に不可欠なサービス維持向上、デジタルの活用」をテーマに、阿部知事や伊那市の白鳥市長などと自治体の取り組みについて意見を交わしました。
その会議中、時折見せていたのが…。ちょっとお疲れな、ご様子。
石破首相は今月3日、自民党の新人議員15人との会合で議員らの事務所に事前にお土産として10万円相当の商品券を配ったとされています。
このことについて石破首相は法に触れる行為ではないとしたうえで「国民の理解を得られたとは思っていない」と述べ、さらなる説明を行う考えを示しました。
♪石破首相
「一般の感覚からすると違うよねということは、理解を得られたとは思っていません。理解を得るためにはさらなる努力が必要だと思っていますし、ただただひたすら誠心誠意、努力をするほかにない」
上伊那郡宮田村では高齢者や障害者、子どもたちが利用できる介護や商業の複合施設も訪れ職員などと意見交換しました。
♪石破首相
「オンラインの診療車、ドローンの買い物支援など、新しい地方創生の進め方について示唆を受ける点が非常に多かったと思っています」
商品券の問題では世間の感覚からずれているという指摘も受けている石破首相。地方創生の取り組みについては、国民目線で寄り添った政策が期待されています。