衆議院選挙と参議院補欠選挙を前に、岩手県選挙管理委員会など3つの関係機関が7日、「明るくきれいな選挙」が行われるよう声明を発表しました。

　岩手県選挙管理委員会 吉田瑞彦委員長
「県民一人ひとりが選挙違反を許さないという固い信念のもとに、選挙が公正かつ厳正に行われるよう改めて強く訴えたいと思います」

「明るくきれいな選挙」を訴える共同声明文を発表したのは、県選挙管理委員会、県明るい選挙推進協議会、県警察本部の3つの機関です。

　県警察本部によりますと、前回の衆議院選挙では「文書掲示違反」など8件の警告、また、前回の参議院選挙では「自由妨害」で1件の検挙、「文書掲示違反」など12件の警告がありました。

　今回は、6日時点で「文書掲示違反」で3件の警告が出されているということです。

　岩手は全国で唯一、衆参ダブル選挙が予定されていることを受け、県選挙管理委員会は「告示日と公示日の日にちや期日前投票の日程が違うので、よく確認して投票してほしい」と呼びかけています。