山形県の平山雅之副知事が3月28日に辞任することに伴う新たな副知事に高橋徹環境エネルギー部長を起用する人事案が17日、県議会に上程されました。

副知事の人事をめぐっては、2021年10月に就任した平山雅之副知事（66）が「後任に道を譲りたい」として3月28日に任期途中で辞任します。
17日の県議会2月定例会の本会議で、吉村知事は、後任の副知事として高橋徹環境エネルギー部長を起用する人事案を追加で上程しました。

吉村知事「平山雅之副知事の辞任に伴い、その後任として提案の者（高橋徹部長）を適任と認め、ご同意をお願いする」

高橋部長は新庄市出身の59歳で、1988年に県職員に採用され、防災くらし安心部次長や総務部次長などを歴任しました。
このほか、31日に任期満了を迎える高橋広樹教育長の後任として、前山形東高校校長で現在、県立博物館のシニア専門員である須貝英彦氏を起用する案も併せて上程されました。
副知事を含めた人事案は県議会で審議され、18日の本会議で採決が行われる見通しです。
一方、県議会本会議では、総額6750億円あまりの県の新年度一般会計当初予算案などが可決されました。